STRUCTURE 構造

暮らしを支える確かな耐震構造

『プライムスタイル川崎』では、設計や施工、完成時までのすべての過程において、PRIMEブランドの基準が厳守されています。構造面に関しては、住宅性能表示制度の<構造の安定に関すること>の項目や<劣化の軽減に関すること>の項目で定められた内容に基づいて建物の安定性を高める工夫が施されており、将来まで安心で快適に過ごせる住まいが目指されています。

耐震性を高める工夫

耐震等級

耐震等級1:建築基準法の耐震性能を満たす水準。一般住宅の耐震性能。
耐震等級2:学校や病院など避難所となる建物の耐震性能。基準法の1.25倍。
耐震等級3:消防署や警察署など防災の拠点となる建物の耐震性能。基準法の1.5倍。
『プライムスタイル川崎』では、耐震等級1を取得しています。

地盤調査

『プライムスタイル川崎』では、適切な基礎方式を決定するため、敷地の地盤の性質把握のためのボーリング調査や支持層把握のための標準貫入試験などの地盤調査があらかじめ実施されています。

耐震構造

『プライムスタイル川崎』では、柱・梁・壁が地震力を負担し構造体の強さと粘りで地震の揺れに抵抗する耐震構造が採用されています。

支持層

建築物を安全に支持する能力があり、沈下に対しても安全である地層を「支持層」といいます。地盤条件や建物の要求性能、想定される複数の基礎形式を勘案して構造設計者が適切に判断しています。

場所打ちコンクリート杭

工事現場において、掘削した杭孔に鉄筋かごを挿入し、コンクリートを打込むことで築造されます。建築物の荷重を直接支持層に伝達する最下部の構造体です。

溶接閉鎖型带筋

帯筋とは、柱の主筋を取り囲むように包む、主筋の強度を補強するための鉄筋で、地震力に対するせん断補強のほかに、主筋の座屈を防止する効果があり、地震時に粘り強さを発揮します。継ぎ手がないため、地震などによって大きな変形が起こっても耐力低下が少なく、安全性の高い構造物の建設が可能となっています。

※一部除く

ダブル配筋

コンクリート壁の内外2列に入った配筋は、内側からの力に対しては外側の鉄筋が効き、外側からの力に対しては内側の鉄筋が効くことで、強度が増し、シングル配筋と比べより強い構造となっています。

耐震スリット

鉄筋コンクリート造の壁の柱際、あるいは梁上に設ける緩衝材が採用されています。柱・梁と壁の縁を切ることにより、地震時に柱や梁などの構造体に余計な力が伝わり、構造体へ被害をもたらすことを防ぎます。

耐久性を高める工夫

かぶり厚

コンクリートの表面から鉄筋の表面までの距離をいいます。『プライムスタイル川崎』では、鉄筋の劣化を防ぐためにかぶり厚さが適切に確保されています。水セメント比を小さくする対策との相乗効果で、鉄筋の耐久性が高められています。

コンクリートの水セメント比

水セメント比とは、コンクリート1m2中の水とセメントの質量比および配合比を示します。水セメント比が小さい程、コンクリートの中性化が深くなっていく速さは遅くなり、建築物の耐久性を高めることができます。『プライムスタイル川崎』では50%以下に設定されています。

※一部除く

コンクリートの強度

コンクリート耐久設計基準強度(構造物および部材の耐久性を確保するために必要とする圧縮強度)の概念が導入されており、柱・梁といった構造躯体については設計基準強度を36N/㎟以上として設計されています。

コンクリートの空気量

空気が混入されることによりコンクリート打設時の作業性が良好となり、現場での品質確保につながります。『プライムスタイル川崎』では、空気量はコンクリート体積の4.5%±1.5%(普通コンクリートの場合)とJIS規格に明記された数値に基づき設定されています。

コンクリートの受入検査

建設時、工場から現場に届いたコンクリートは、まず監理者・施工者にて受入検査が行われ、コンクリートの流動性、空気量、塩分量、温度などがチェックされています。この検査に合格したコンクリートが採用されています。

※住棟の壁・床・柱・梁・基礎などが対象になります。

住戸内の給水・給湯管(架橋ポリエチレン管)

住戸内の給水・給湯管にはさびや腐食の心配のない架橋ポリエチレン管が採用されており、耐久性・耐寒性・耐熱性・耐食性と衛生面に配慮されています。耐用年数30年以上の実績もあります。

※一般給水・給湯の場合となります。

溶融亜鉛めっき(機械式駐車設備)

機械式駐車場の設備では、高温で溶かした亜鉛に鋼材を浸し、表面に亜鉛皮膜を形成する技術が採用されています。さびを防ぐ「保護皮膜作用」は、亜鉛めっきの表面に空気や水を通しにくい亜鉛の酸化皮膜が形成されるため、さびを生じにくくする作用があります。

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